どうも、れぼるです。
今回は、「PREP法(プレップ法)」という文章の型について解説します。
ブログやメルマガを書いてみたけど、
「自分で読み返してもいまいち分かりにくい」
「まとまりがない感じがする」
「試しに人に読んでもらっても「なんか分かりにくい」みたいな反応をされる」
そんな事はありませんか?
そんな人はこれから解説するPREP法を身につけてみましょう。
文章をまとめるのが苦手な人でも、人に伝わりやすい文章が書けるようになります。
文章の型に当てはめることで、書きやすさも増します。
「PREP法」とは
・P:Point(要点)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論・要点)
の順で文章を構成することで、
相手に伝わりやすくなる「文章の型」なんだ。
型に当てはめて書ければ、
文章を書くのが苦手な人でも安心ね
PREP法はブログ・メルマガに限らず、ビジネスのプレゼンなどでもとても有効なので、仕事でプレゼンをすることがある人も覚えておくといいぞ
目次
なぜあなたの記事が読まれないのか?その理由
あなたの記事が読まれないのはなぜか。
つまらないから?
記事の内容が薄いから?
いいえ、「結論がわからないから」です。
例えばこんな話し方をする人っていませんか?
今○○ってアニメ見てるんだ。
このアニメの主人公は□□って言うんだけど、□□はごく普通の高校生なんだけど、ある時・・・
(延々と設定や世界観の説明)
ペラペラペラ・・・・
戦闘シーンはすごい迫力あるし、□□の生き様が何よりもかっこいいんだ。
そこが面白いから君も見てみなよ。
どうでしょう?
そもそも最初に”面白い”か”つまらない”かすら言っていないので、聞いているほうは勧められているのかすら分からないですよね?
面白味自体もいまひとつ伝わってきません。
これを今回解説するPREP法に当てはめると次のようになります。
今○○ってアニメ見てるんだけど、すごく面白いからお勧めだよ。
特に面白いのが、迫力のある戦闘シーンと、何よりも主人公の生き様がかっこいいところ。
このアニメの主人公は□□って言うんだけど、□□はごく普通の高校生で、ある時・・・
(簡潔な設定や世界観の説明)
(ネタバレしない程度にお勧めのエピソードを挙げてみる)
そんな感じの作品なんだけど、本当に面白いからぜひ見てみて。
“面白いからお勧めである”という結論と、見所となるポイントを先に言っているので、分かりやすいですよね?
その後の設定や世界観の説明も自然と聞いてみたくなりませんか?
それでは、そんなPREP法がどんなものか詳しく見て行きましょう。
「PREP法」が伝わりやすい3つの理由
PREP法を使うと次の3つのメリットがあります。
・結論がなにかすぐに理解できる
・結論をわかった上で聞くので、話全体を理解しやすい
・具体例があることでイメージしやすい
1つずつ見ていきます。
結論がなにかすぐに理解できる
PREP法は結論を先に言うので、こちらが何を伝えたいかが相手に即時に伝わります。
ネットで調べ物をしている人はとにかく「答え」がまずは知りたいのです。
なので基本的に3秒見てほしい答えが得られそうになかったら、見ている人はページを離脱します。
また、会社勤めでもこんなことを耳にしたり、実際に言われた経験があるのではないでしょうか。
「結論から言いなさい」
順を追って話そうとすると、つい「起承転結」で話してしまうことがあります。
小説や物語であれば「どんな結末になるんだろう」と “ワクワク” しますが、誰かに「報告」や「解説」などをする時にそれは “じれったい” となってしまいます。
なので、結論を先に言うPREP法は、相手に理解されやすいのです。
また、人は話の冒頭と末尾は記憶に残りやすいという特性があります。心理学では初頭効果と親近効果と呼ばれます。
ですので、PREP法は相手の記憶にも残りやすいです。
結論をわかった上で聞くので、話全体を理解しやすい
相手は先に「結論」を聞いているので、その後「理由」を聞くときにすぐに話を結び付けられます。
結論を聞く前に「理由」や「経緯」を伝えられても、相手もすぐに理解しきれません。
そして最後に「結論」を聞いた頃には、「えっと・・・なんでそうなるんだっけ?」と、それまでの話と結びつけるのに苦労します。
「結論」を先に聞いておくと、それに結び付けながらその後の話を聞けるので、理解がしやすいです。
具体例があることでイメージしやすい
「結論」と「理由」だけでも “なんとなく” は理解出来るかもしれません。
ですが、ここに具体例を付け加えることで、より話が伝わるようになります。
例えば、「100mmの大雨」と言われるだけだとピンと来ませんが、「バケツの水をひっくり返したような大雨」と言われると想像しやすくなりますよね?
このように、相手がイメージしやすい具体例を付け加えることで、ぐっとイメージがしやすくなります。
PREP法の具体例
PREP法を使うとどうなるか、実際に比較してみましょう。
株やFXはリスクが大きく、大きく稼ぐにはそれなりの金額を投入しなくてはいけません。
一方アフィリエイトは、パソコン1台と月々のレンタルサーバー代等の諸費用で始められます。
なので、副業で稼ぎたいのであれば、アフィリエイトが一番オススメです。
これは、ちょっと大げさにPREP法から外してはいるんだけど、どうだろう?
テーマは”副業で稼ぐにはアフィリエイトが一番オススメ”という事を伝えたいんだけど。
すぐに”アフィリエイトが一番”と出てこず、株やFXの話から入っているので何について話しているか分かりにくいかな。
では、PREP法ではどうでしょうか
副業で稼ぎたいのであれば、アフィリエイトが一番オススメです。
その理由は、アフィリエイトには初期費用がほとんどかからず、パソコン1台と諸費用(月々のレンタルサーバー代など)で始められるからです。
これはアフィリエイトだからこその強みです。
例えば、株やFXは大きなリスクを伴いますし、大きく稼ぐのであればその分大きな金額を投入しなければなりません。
よって、副業で稼ぐにはアフィリエイトが一番なのです。
うん。最初に”副業で稼ぐにはアフィリエイトが一番オススメ”って言ってるから何についてなのかすぐに理解できたわ。
そしてその後にすぐに理由を述べ、さらに比較対象となる他の物を例にイメージをしやすくしているんだ。
長文記事でのPREP法の例
先ほどのPREP法の例は、サラっと短いものでしたが、長文記事でも要点ごとにPREP法を当てはめて書くことができます。
まず、導入で「要点」を伝えます。すると、「この記事は何について書かれている」かが分かります。
続く記事の中身も、項目ごとにPREP法に当てはめて書きます。
最後にまとめで「結論・要点」をおさらいします。
すると読者は、記事の全体と各項目を理解しやすくなります。
まとめ
・「PREP法」とは
・P:Point(要点)
・R:Reason(理由)
・E:Example(具体例)
・P:Point(結論・要点)
の順で文章を構成することで、相手に伝わりやすくなる「文章の型」
・PREP法を使う3つのメリット
・結論がなにかすぐに理解できる
・結論をわかった上で聞くので、話全体を理解しやすい
・具体例があることでイメージしやすい
・長文の記事でも、項目ごとにPREP法に当てはめて書くことができる
ところでもしかしてこの記事もPREP法で書いてる?
そうだね。完全ではないけど、PREP法を意識して書いてみた。
正直俺も文章まとめるの苦手なんだけど、こうして型に当てはめると随分かきやすくなるぞ。
よし、やってみるわ!
うむ。それじゃあ今回はここまで。
ありがとうございました。
ありがとうございました。し~ゆ~
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